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ミャンマー民主化へ 中共政権に圧力

2011年11月19日
 
【新唐人2011年11月20日付ニュース】ミャンマー政府は、民主化運動の指導者、アウンサンスーチーさんの議会選挙への出馬を許すなど、民主化に向けて、また一歩大きく踏み出しました。では、ミャンマーの古くからの同盟国、中国へは、どんな影響があるのでしょうか。

時事評論家 伍凡さん:「ミャンマーは最初に中華人民共和国を認め、長年 中国共産党政権と良好な関係でした。ビルマ時代のウー・ヌから独裁者のネ・ウィンまで、みな社会主義を歩んできました。ミャンマー式の社会主義の道です。中共の共産党の道と非常に似ています。だから両国の指導者は協調し、しかも どちらも独裁体制を敷きました。ミャンマーは50~60年もの軍事独裁の後、ついに民主選挙を行い文民統制の国になりました。これは相当大きな変化です。


「まず中国共産党と距離を置き、中国援助のダム建設をストップしました。しかも政治や党 新聞を解禁し、アウンサンスーチーさんの政治参加を許すなど今後のミャンマーの発展に大きく作用します。この変化は当然同盟国の中共政権にも影響します。中国人は自問するでしょう。ミャンマー人は数十年の独裁を経て平和的に民主化に移行しているのに、中国はなぜできないのか。中国人がいまだに堅持するのはマルクス主義・毛沢東思想などです。これは明らかに違う方向性なので、中共政権の大きな圧力になります。ミャンマーにとって2点が鍵でした。第一に長年 あきらめなかったことです。1989年から今まで20年余りも闘争を続けました。第二にかつて英国の植民地だったので、庶民に民主の思想が根付いています」


-评论:缅甸民主露曙光-带给中共压力.html 

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